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山寺、韓国の山地僧院

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山寺、韓国の山地僧院
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住所

通度寺:慶尚南道 梁山市

浮石寺:慶尚北道 栄州市

鳳停寺:慶尚北道 安東市

法住寺:忠清北道 報恩郡

麻谷寺:忠清南道 公州市

仙岩寺:全羅南道 順天市

大興寺:全羅南道 海南郡

問合わせ

韓国観光案内電話:+82-2-1330(日本語)

概要

「山寺、韓国の山地僧院」は2018年、韓国の13番目の世界文化遺産に選ばれました。韓国の山地型仏教寺院である通度寺、浮石寺、鳳停寺、法住寺、麻谷寺、仙岩寺、大興寺という7寺院で構成されています。韓国の寺院は平地に建てられたものと山地に建てられたものに分けられます。しかし朝鮮王朝以後、平地寺院はほとんどなくなり、山地寺院は現在まで本来の機能と特徴を持続してきました。そのため世界遺産委員会は、「山寺、韓国の山地僧院」が持続性、歴史性、立地と環境、機能性など高い真正性を持っており、「卓越した普遍的基準」に相当すると評価しました。これは韓国仏教の歴史性を認めるということを意味しています。

通度寺は646年に創建された寺院で、その歴史を物語る痕跡が随所に見られます。通度寺の興味深い点は、仏舎利(釈迦の遺骨)を納める舎利塔があり、大雄殿には仏像がないという点です。その他、扉を開けるとすぐに仏像が見える他の寺とは違い、通度寺の霊山殿は扉を開いても仏像がすぐには見えず、仏像は東に置かれているのが印象的です。

浮石寺は676年に創建されたと伝えられています。 浮石寺は入口の天王門から安養門まで108の石段を登りますが、これは108の煩悩からの救いの意味がこめられています。また、韓国で最も古い木造建築物のひとつである「無量寿殿」は建築学的にも大きな意味をもっています。

鳳停寺は672年に創建されたとされています。大雄殿前に楼門「万歳楼」があり、体をかがめなければ通れない高さとなっていますが、ここから謙虚にならなければならないという仏教の教えが垣間見えます。 また鳳停寺は、韓国最古の木造建築のひとつに数えらる国宝第15号「鳳停寺極楽殿」をはじめとし、 国宝第311号「鳳停寺大雄殿」などを保有しています。

法住寺は553年に創建されたとされており、韓国唯一の木造五重塔である「捌相殿」をはじめとし、多様な文化財を保有しています。また、青銅100トン以上が使われたという高さ33メートルの巨大な金銅弥勒大仏も見どころとなっています。

麻谷寺は643年に創建されたとされています。まわりの山や川の風景と調和した麻谷寺の風景は韓国の伝統美が感じられます。この寺を取り囲む周辺の山と水の景色は太極のように曲線を描いており、朝鮮時代の幾度かに及ぶ大きな戦乱にも全く被害に遭わなかったのはそのためだと考えられています。

仙岩寺は529年に創建されたとされる寺院です。仙岩寺へ向かう道ではアーチ型の昇仙橋と、樹齢600年以上といわれる梅の木に出会えます。また仙岩寺は三無寺院で、他の寺院と違い、入口の四天王門がないことや、大雄殿に脇侍菩薩像がないこと、大雄殿の中央の御間門(本堂の正面中央の入り口)がないというのが大きな特徴です。

大興寺は高麗以前に創建された寺院で、正確な創建年代は不明です。仏教信仰により国家を保護するという信念を持ち、多くの僧侶を輩出している他、韓国の茶文化が定着した場所でもあります。広い盆地に位置し、殿閣の数が多く、3区域に分けられています。

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