日本語 > 文化&芸術 > ユネスコ世界遺産 > 韓国の歴史的な村:河回と良洞

韓国の歴史的な村:河回と良洞

フェイスブック ツイッター コピー 印刷
韓国の歴史的な村:河回と良洞
  • 韓国の歴史的な村:河回と良洞
  • 韓国の歴史的な村:河回と良洞
  • 韓国の歴史的な村:河回と良洞
  • 韓国の歴史的な村:河回と良洞

住所

河回 : 慶尚北道 安東市 豊川面 宗家キル40 (豊川面)

良洞 : 慶尚北道 慶州市 江東面 良洞里 94

問合わせ

+82-54-852-3588

ホームページ

河回 : http://hahoe.iwootec.co.kr/japanese/sub1.asp (韓国語, 英語, 日本語, 中国語, ドイツ語, フランス語)
良洞 : http://invil.org (韓国語)

概要

安東河回村
安東(アンドン)市にある河回村(ハフェマウル)は、朝鮮時代の住宅樣式と村の形態をそのまま残している場所で、現在も人が住んでいます。河回村(重要民俗資料 第122号)は、村の三面が洛東江に囲まれているため、水が回って流れるという意味から河回と名付けられました。
河回村は、周囲に古い松林と柔らかく広々とした砂地が形成されており、向かい側には絶壁があります。朝鮮(1392~1910)時代の儒学者である謙唵 柳雲龍(1539~1601)と、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の時に活躍した西厓 柳成龍(1542~1607)という二人の兄弟により、広く知られるようになりました。
山と川に囲まれた地理的な特徴から、敵の侵入を一度も受けたことがなく、上流層の瓦家から民家の藁葺き家まで、昔の姿がそのまま保存されています。
この村には180戸の家があり、豊山柳氏の集団村です。宝物に指定された家屋は、宝物第306号の養眞堂と、宝物第414号の忠孝堂です。それ以外にも重要民俗資料として、河回北村宅(第84号)、河回南村宅(第90号)、河回主一濟(第91号)等が指定されています。村で宝物や重要民俗資料に指定された家屋は豊山柳氏の所有で、特にその中でも柳雲龍と柳成龍の遺跡が中心になっており、柳氏集団村の形成時期と歴史的背景を推し量ることができます。
河回村といえば別神グッ仮面劇(村の平和と豊作を祈る儀式)と、河回仮面が有名です。河回別神仮面は、現存する仮面の中で最も古い仮面で、河回別神グッ仮面劇に使われます。河回村は1999年に英国エリザベス女王が訪問したことにより有名になり、また仮面劇(タルチュム)を主題にした多くの行事も開かれ、観光客が多く訪れるようになりました。 毎年9月末から10月の約10日間、河回村や安東市川岸祝祭場で安東国際仮面劇フェスティバルが開催されます。

慶州良洞村
月城良洞村(ウォルサンヤンドン・マウル)は、雪蒼山(ソルチャンサン)を主峰とし、稜線と渓谷が広がる姿が漢字の“勿”に似ています。この村は朝鮮時代(1392-1910)に驪江李氏と月城孫氏によってつくられた両班村(貴族の村)で、朝鮮時代の性理学者である李彦迪(イ・オンチョク/1491-1553)をはじめとする数多くの著名人を輩出しています。村には家屋およそ150棟が保存されていますが、瓦屋根の家屋は大部分高いところにあり、茅葺の家はほとんどが平地にあります。また重要文化財3点、重要民俗資料12点、慶尚北道有形文化財3点などが保存されています。韓国国内には6つの民俗村がありますが、規模、保存状態、文化財の面において、月城良洞村はその価値が高く評価されています。1984年12月24日には村全体が重要民俗資料第189号の指定を受けました。

<代表的な家屋>

香檀 - 丘の上にあり、華やかな屋根の構造で一番目を引く香檀は、李彦迪が慶尚監司(朝鮮時代の官職のひとつ)だった時、母の看病をするようにと王であった中宗が建て与えたものです。もともとは99の部屋に仕切られていたと伝えられていますが、一部焼失し、現在は50あまりの部屋が保存されています。ここから月城良洞村全体を眺めることができます。宝物第412号。

無忝堂 - 驪江李氏の本家である無忝堂は、質素ながらも洗練された建築美が目を引く家屋です。別堂(離れ)として、応接、読書、休息などに利用されました。ハングルのㄱの字型の構造をしており、オンドル部屋、大広間、板の間などがあり、丸い柱と四角い柱がともに使われていることが特徴です。宝物第411号に指定されています。

観稼亭 - 観稼亭は文臣であった孫仲暾(1506-1529)が暮らした家で、格式をもたせながらも質素に建てられており、敷地の中央には庭があります。男性の主人の生活の場であり、また客をもてなしたサランチェという建物と、女主人の生活の場であったアンチェという建物などが“ロ”の字型に配置されています。観稼亭という名には、穀物が成長するように子孫が繁栄する様子を見たいという意味が込められています。宝物第442号に指定されています。

講学堂 - 1870年に建てられた書堂です。書堂とは現在の学校にあたります。全体として素朴な印象の講学堂はハングルのㄱの字型の建物で、大広間、アンバン(奥の間)、コンノンバン(奥の間と向き合った部屋)などがありますが、門や塀は見られません。大広間の上には“講学堂”と書かれた額がかかっています。ここからは、丘の上にある香檀がよく見えます。

地域間のアクセス

  • 河回
    バス:安東市外バスターミナルの向かいのバス停から河回村行きの46番市内バスに乗り、河回村前で下車。
    (1日8回運行/約40分所要)
  • 良洞
    <市内バス>
    (1) アクセス:慶州駅で市内バスに乗車 ⇒ 良洞村入口(ヤンドンマウルイック) で下車 ⇒ 入口から村まで1.2km徒歩
    (2) バス番号:200番、203番、205番、206番、207番、208番、212番、252番
    ※バス運行会社:チョンニョンミソ(千年微笑)+82-54-742-2690
Imagine your Korea